2022.03.24雪融け
今日は祖母の命日です。 6年前の3月24日,、今日と同じ木曜日に亡くなりました。6年前の2月15日に開業した直後でしたが、2週間くらい経ってちょっと落ち着いて来たから明日の日曜日はおばあちゃんのとこに行けるなあ、と思っていた2月末の日曜日に救急搬送されました。 日曜日だったので、駆けつけることができました。 搬送されたときは意識が有り、会話ができました。(主に私では無く娘の方ばかり見てましたが) 低酸素で脳死?状態になり、余命3日、と言われながら約3週間、家族がお別れを覚悟する時間のために、頑張ってくれました。 99歳と、ちょっと惜しい年齢でしたが、開業のバタバタを避け、休診の木曜日に亡くなってくれ、早朝なのでその日に納棺まで完了、お葬式の月曜日だけを休診にするだけで、患者さんにご迷惑をおかけしなくて済んだという、とってもありがたい亡くなり方(?)をしてくれました。
3月10日に七回忌の法要があり、塔婆を納めにお墓に向かったのですが、お墓が雪に埋もれていました。 3月に入り雪が激減したと思ってたのですがまだまだ腰まで埋まりそうな雪の量。 先日、リンゴ農家の患者さんが畑の雪が多くて、とおっしゃってましたが「これか」と。
主人が掘り起こすのを見守り、無事、塔婆を納めました。
10日で30cm以上減ってました。 一瞬、寒くなったりしましたが春が近いと感じさせてくれました。
お仏壇にブリザードフラワーです。お彼岸なこともあって、様々きれいどころが並んでました。
石鹸で作ったお花もありました。ブリザードフラワーに比べるとお手軽なお値段でしたが、なかなかに綺麗で、ついでに( ̄▽ ̄;)父にお供えしました。
祖母は99歳、老衰と言われればその通りです。でも、病名は「誤嚥性肺炎」。顎や入れ歯を痛がっていた祖母。なんとかしてあげたくて、もう少し落ち着いたら往診行くよ、と言ってた矢先、何もしてあげられないままのお別れでした。 それでも亡くなるまでの3週間、いとこと交代で3日に一回くらい夜に付き添い、最期も 私は間に合いませんでしたがいとこが看取り、親戚中で送り出すことができました。
肺炎は苦しいと思います。私も2回ほど子供の頃に罹り、身体が何も言うことがきかずぴくりとも動けないということがありました。 まだまだコロナが弱者を襲っています。 高齢者は 「もう、高齢でコロナが発症して無くても亡くなる寿命」と言われるかもしれませんが、やはり、家族がお別れを言えない、そばにいられないという亡くなり方が1日でも早く無い世の中が再び訪れてほしいと思います。