2021.02.26COVID-19を克服する日(^_^)v
2月の弘前歯科医師会の月例会はB型肝炎 C型肝炎 についての講演でした。
B型肝炎にはワクチンがあります。
医療従事者はワクチンを打っている人が多いと思いますが、今では赤ちゃんの定期接種に入っています。娘が生まれたころは任意だったので、誰でもワクチンを受けられるようになったのはありがたいことです。
B型肝炎ウィルス(HBV)は1965年に発見されたそうです。
C型肝炎ウィルスは1997年に発見されたそうで、意外に新しいですね。
C型肝炎自体が恐ろしい症状を発症する、というよりは、放置すると肝臓が無症状に肝硬変→肝癌と病気が進行することが恐ろしい病気です。
なので、痛くも痒くもないからと言って、そのままにしておかないほうがよい病気です。
それよりも恐ろしいのは、感染する病気であり、他の人の人生にも影響してしまう恐ろしさもあります。
ただ、最近ではウィルス性の肝硬変より、アルコール性や脂肪肝からの肝機能障害が増えているようです。こちらは他人に感染させる心配は無いのですが、無症状なので、定期的な検査はどちらにしても必要ですよね(-_-;)
C型肝炎はまだワクチンはありません。私が20代のころは治療法はインターフェロンという恐ろしく苦痛を伴う治療方法下ないという印象でしたが、数年前に通院されていた患者さんが「新しいお薬の治療をする、副作用がほとんどないんだって」とおっしゃっていて、良い薬ができたものだ、と思っていました。
インフルエンザも、私が小学生の頃はワクチンが義務で、毎回負けて寝込んでいましたが途中から任意になったものです。タミフルからリレンザ、イナビルと続々と良い薬ができてきたのもここ10年ほどでインフルエンザの長い歴史からすると本当に最近ですよね。それでも人類は様々なウィルスを解析して克服してきました。いつかコロナもそんな病気の一つとなり、みんなで笑いあえる世の中になることを祈り、も少し踏ん張りましょうね(*^▽^*)