2019.12.01口腔がん早期発見セミナー(*^.^*)
蛍光観察装置を使った口腔がん早期発見セミナーに行ってきました。講師は東京歯科大学の森川貴迪先生
口腔がんはやはり、喫煙、飲酒、糖尿病とかでリスクが増えるそうです。あと、欠けた歯のとんがりや合わない入れ歯とかの機械的刺激も原因になるそうです。また、癌ではない粘膜の病気があるのですが、何年もたつと、がんになる確率も高くなるそうです。その、癌ではない粘膜の病気って言うのがまた難しくて、一部癌になっていることもあるんです。はっきり言って、それは精密検査しないとわからないという(*_*)そこで、↓ 蛍光観察装置の出番です。
細胞のコラーゲンとかは緑の光を反射するのですが活発に細胞分裂しているがん細胞はコラーゲンを作っている暇がないから、反射できず、結果、黒く見えるそうです。ピンクの粘膜の中で赤い病変を探すより、黒くなった方が分かりやすい、ということらしいです。
またオーラルナビシステムという口腔がん撲滅委員会で怪しい疾患の写真をメールで送って問い合わせると、専門機関に紹介したほうが良いかどうかのアドバイスをもらえるというシステムも始まってまして、当医院でも2名問い合わせ後に紹介しています。
どの癌にも言えることですが早期発見し、早期に治療することが大事、とおっしゃってました。やはり、口腔がんの場合、お顔の形、しゃべる、食べるにダイレクトに影響します。
関東では20年以上前から、集団検診の活動があり、10数年前から、個別の医院での検診も活発になってきているとのことでした。
口腔がんの検診の手順も教わって来ました。癌ができやすいところは、見え辛いところが多いそうです。そして、胃や食道も同じ粘膜なので、口腔粘膜に癌があると、食道とか他の粘膜にもあったりするそうです。以前、弘前大学歯科口腔外科の小林教授が胃薬が口内炎に効くとおっしゃっていたのを思い出しました。
セミナー終了後、恒例の小網神社参拝です。期間限定の御朱印もゲットしてきました(^o^)/東京はどこに行くにも歩きます。今日は15分くらいを3回歩きました。階段もいっぱい上り降りしました。明日、足動くんでしょうか?はたまた、明後日にやって来るんでしょうか(-_-;)