2025.11.19AIに相談するらしい
いのち支える自殺対策推進センター主催の自殺未遂者ケア研修に参加しました。
様々な要因で自殺する方がいらっしゃるとは思いますが、やはり、誰にも相談できない環境が一番の原因なのかな、と思いました。
その人が抱える問題に、どのような糸口を見つけてあげられるか なのかと思います。
その糸口=希望 が無いと、なかなか生きる方向に意識は向かないのかもしれません。
金銭的なことで悩んでいる場合、借金をしてしまったのか、これからしなければならないのかによっても相談するところは違いますし、
人間関係も、相談して解決するかとも思えないこともあります。
そして
どこに相談してよいのかわからない、または相談したくない場合もあるかと思います。
最近では若い人は、AIに人間関係を相談するようです。
それを聞いて、なるほどな、と思ってしまいました。
根本的な解決ができるかはわかりませんが、人に言えない悩みを、打ち明けるにはちょうど良い相手なのかもしれません。
また、誰かに説明しているうちに自分で答えが見つかることもよくある気がします。
以前、認知症について勉強した時も、認知症って具体的にどこでどう相談するのかわからない人が多いことや
口腔顔面痛学会の勉強でもどこに行っても異常が見つからない痛みで、病院をあちこち歩いている人のお話がありました。
口腔顔面痛学会の先生で、痛みの診断をAIにしてもらったら、そこそこの診断名がでてきたとおっしゃっていたのですが
先日、私も少しチャットGPTとお話してみました。検索しても同じものが出てくるのでしょうが
、様々な検索したものを、チャットGPTはまとめてくれているように感じました。
わかりやすかった気がします。
いきなり、行政とかに相談することが不安であれば、今の自分の状況を人に説明するためにも、AIに聞いてみるのもいいのかもしれません。
妄信するのは良くないですが、自分の問題にとっかかるにはちょうど良い相手かな、と思う講習会でした。