くりの木デンタルクリニック

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カテゴリー:院長ブログ

2022.06.13痛いのはイヤ(T_T)

土曜日、富士見湖に子供の学童保育園の遠足に行ってきましたので、休診にさせていただきました。朝は曇っていたのですがだんだん晴れてきてよいお天気に恵まれました。なんだかんだありますが、娘の行事にはいまだ、雨天中止がありません(*^_^*)
 
娘たちは踊ったり走ったり縄跳びしてますが、私は木陰でのんびり。ついでに肩甲骨を動かして見たりしていました。
午前中には解散し、帰路についたのですがなんか首筋がおかしい。次の日には右の首筋が寝違え状態。少し前、そういえば娘の運動会の日にもお風呂で腕回りをマッサージしていたら首筋を痛めたことを思い出しました。そのときは3日くらい本当に痛くなって大変でした。最近も久しぶりにラジオ体操したら前屈が思いのほか出来ず、そのあと数日、太ももとふくらはぎの裏側全体が筋肉痛になるという事件が起きてました。
普段使ってない筋肉を下手に動かすと、年とともに危ないと言うことに気づくんですが、「運動は身体にいいから、身体を動かそう」と思い立って同じ事件を起こしてしまっています。続けたら良いのでしょうが、痛いとお休みしてしまって、またひらめいて痛めて、の繰り返しです。
そうなると、運動自体がおっくうになってきます。
今年に入ってから、痛みについての研修会を受講したりしています。いたみ財団のベーシック研修会というものにも参加したのですが、NHKできょうの健康という番組でも慢性疼痛について放送されていました。
 
痛みは傷が原因で起きると思われがちですが、傷が治っても痛みが続いている人がいます。その原因は 痛みを感じる神経が傷ついていついてしまった場合だけで無く、どこにも傷が残ってないのに脳が痛みを記憶してしまったから、という場合もあるそうです。(番組では、梅干しを見ただけで酸っぱかった記憶から唾液が出る、ような現象と表現していました。)フラッシュバックみたいなものでしょうか。他には、精神的なストレスから腰痛が起きることもあるそうです。
動くと痛いから動かない、では無く、少しずつ動かしていくことが大事ですよ、と言う話です。
遠足の日の帰りに板柳のふるさとセンターで足湯してきました。娘は前日にぶつけて青くなっている足の親指の痛みが弱まったと言っていました。やっぱり、痛みは温めるのがいいみたいです。

2022.03.24雪融け

今日は祖母の命日です。  6年前の3月24日,、今日と同じ木曜日に亡くなりました。6年前の2月15日に開業した直後でしたが、2週間くらい経ってちょっと落ち着いて来たから明日の日曜日はおばあちゃんのとこに行けるなあ、と思っていた2月末の日曜日に救急搬送されました。  日曜日だったので、駆けつけることができました。   搬送されたときは意識が有り、会話ができました。(主に私では無く娘の方ばかり見てましたが)   低酸素で脳死?状態になり、余命3日、と言われながら約3週間、家族がお別れを覚悟する時間のために、頑張ってくれました。    99歳と、ちょっと惜しい年齢でしたが、開業のバタバタを避け、休診の木曜日に亡くなってくれ、早朝なのでその日に納棺まで完了、お葬式の月曜日だけを休診にするだけで、患者さんにご迷惑をおかけしなくて済んだという、とってもありがたい亡くなり方(?)をしてくれました。
3月10日に七回忌の法要があり、塔婆を納めにお墓に向かったのですが、お墓が雪に埋もれていました。  3月に入り雪が激減したと思ってたのですがまだまだ腰まで埋まりそうな雪の量。 先日、リンゴ農家の患者さんが畑の雪が多くて、とおっしゃってましたが「これか」と。
主人が掘り起こすのを見守り、無事、塔婆を納めました。
そして、お彼岸の21日に再度お墓へ。
雪融けが半端ない。
10日で30cm以上減ってました。   一瞬、寒くなったりしましたが春が近いと感じさせてくれました。
お仏壇にブリザードフラワーです。お彼岸なこともあって、様々きれいどころが並んでました。
石鹸で作ったお花もありました。ブリザードフラワーに比べるとお手軽なお値段でしたが、なかなかに綺麗で、ついでに( ̄▽ ̄;)父にお供えしました。
祖母は99歳、老衰と言われればその通りです。でも、病名は「誤嚥性肺炎」。顎や入れ歯を痛がっていた祖母。なんとかしてあげたくて、もう少し落ち着いたら往診行くよ、と言ってた矢先、何もしてあげられないままのお別れでした。  それでも亡くなるまでの3週間、いとこと交代で3日に一回くらい夜に付き添い、最期も 私は間に合いませんでしたがいとこが看取り、親戚中で送り出すことができました。
肺炎は苦しいと思います。私も2回ほど子供の頃に罹り、身体が何も言うことがきかずぴくりとも動けないということがありました。  まだまだコロナが弱者を襲っています。  高齢者は 「もう、高齢でコロナが発症して無くても亡くなる寿命」と言われるかもしれませんが、やはり、家族がお別れを言えない、そばにいられないという亡くなり方が1日でも早く無い世の中が再び訪れてほしいと思います。

2021.11.21感染症予防講習会

昨年のCOVID-19 コロナウイルスの登場で、歯科医院の感染対策について、様々な報道がありました。
1年半くらい経過した今、歯科医院でクラスターが発生したという報道は聞こえてきません。
それは、コロナウイルス以前から様々なウィルスが存在していて、感染対策はされていた、という努力が土台としてあったからだと思います。
感染症と聞くと肝炎AIDSがまず思い浮かぶと思います。
他にもインフルエンザ、水疱瘡、風疹、結核、ノロウィルス等々。
それらの感染から、患者さんやスタッフを守るために、感染対策をしてきたという歴史があったからだと思います。
今回の講習会ではそれぞれの感染症の特性についてお話が始まりました。

先日の肝炎コーディネーターの勉強会で、C型肝炎が治る病気になったとのお話がありましたが、治療費が12週間で460万円かかるとのことでびっくりです。でも、助成金制度があって1~2万円/月負担で済むようです。

それに対して、B型肝炎はウィルスが消滅しない病気だそうで、最近では検出されないくらいに減っていたB型肝炎ウイルスが抗がん剤治療など免疫を抑えてしまうような薬で再度増えてしまうことがあるそうです。B型肝炎に関しては、ワクチンがあります。H28年からは新生児にワクチン接種が定期接種に含まれています。

AIDSはかかってしまうと死んでしまう感染症というイメージがありましたが、今ではお薬で発症を抑えるので、HIVウイルスに感染してもAIDSを発症しないようにできるとのことでした。
 
Covid-19は今では感染による死亡リスクはあまり高いという認識になってきているそうです。
ただ、感染後の発症前に 急激に身体の中でウィルスが増えて、そのウイルスが身体の外に飛び出してしまうという
無症状の状態で感染させてしまうところが怖い病気だそうです。

 
その後に、歯科医院の器具の滅菌方法、スタッフの防護服等の説明がありました。

器具というとひとまとめにしてはいますが、素材や構造で滅菌する薬剤や方法が全く違います。
それぞれを的確に行わないと、きちんとした滅菌がされないのですが、覚えるのが大変です。

当院でも、あちこちにやり方を貼って確認しながら行っています。
また、様々な感染症で症状が出てないために、患者さん自身も感染の事実を知らないことがあるとも講師の先生がおっしゃってました。
なので、当院では、患者さんの感染症で消毒滅菌方法を分けることはありません。
同じように、消毒滅菌、そして防護を行っています。

患者さんを病気で区別するのではなく、患者さんが患っている病気が歯科治療に影響がないか、患者さんに負担をかけないか、に心を配りたいと思います。
午後に、8月に作った陶芸作品を受取に行ってきました\(^^)/しきろ庵さんです。
私的には、余りの粘土で作った椿だか薔薇だかわからない、作ってから文鎮だと言い張った物体がどうなっているか楽しみだったのですが割れもせず、うまい具合に焼いていただけて満足です( ̄▽ ̄;)